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2019年12月19日木曜日

「原発事故を考える町田市民の会」学習会のお知らせ

学習会 テーマ:「放射線被ばくの現実を知る」
日時:2020118日(土)1:30 pm - 4:30 pm 開場 1:15 pm
会場:町田市 まちだ中央公民館(町田市生涯学習センター)
   ( 東京都町田市原町田6-8-1(町田センタービル )
   6階学習室1・2(定員50人)
事前予約優先(メール予約: machidashimin@gmail.com
参加費(資料代):300円


プログラム
1:30 - 3:00 pm 講演: 瀬川嘉之(高木学校、市民科学研究室)
   「被ばくの現実に向き合うー福島原発事故とICRP勧告改訂の問題点から」
3:00 - 3:15 pm 休憩
3:15 - 3:30 pm コメント: 蔵田計成(ゴフマン研究会)
   「100mSv影響なし説のウソ」
3:30 - 4:30 pm 質疑応答

学習会の模様をYouTube にアップしました。
(2時間54分50秒)
YouTube URL https://youtu.be/j1drlSAFP7I 


講演趣旨
 国際機関や日本政府や依存した科学者が放射線影響のわかっていることをわかっていないかのようにして、小さく見せようとするのは、核開発と科学技術社会の歴史的政治的宿痾です。ICRP勧告改訂草案では世界から300件以上の意見が出て、うち約250件が日本からです。国際機関にしても日本政府にしても市民の意見を無視できなくなりつつあります。世界のためにも未来のためにも私たちももっと学び、もっと議論して、もっと声をあげていきたいものです。

瀬川嘉之さんのプロフィール
1964年生まれ。早稲田大学理工学部物理学科卒業。
科学技術館職員後、
高木学校・医療被ばく問題研究グループ、
NPO法人市民科学研究室・低線量被曝研究会、
放射線被ばくを学習する会・世話人、
NPO法人東京シューレ シューレ大学・非常勤スタッフ。
元国会事故調査委員会協力調査員。

著書
『受ける?受けない?エックス線CT検査』七つ森書館、2006
『原爆調査の歴史を問い直す』市民科学研究室、2011
『福島原発事故はなぜ起きたか』共著、藤原書店、2011
『レントゲン CT検査 医療被ばくのリスク』共著、ちくま文庫、2014
「東電福島第一原子力発電所事故に関するIAEA事務局長報告に対する質問と回答ならびに各回答に対するコメント」市民科学研究室・低線量被曝研究会、2016
20114月以降、放射線・放射能に関する講演多数、高木学校市民講座報告集シリーズなど。


皆さまのご参加をお待ちしています
  2020年、オリンピック開催の年です。安倍首相は、福島原発の汚染はコントロールされていると虚偽の言明で誘致しましたが、一方的な避難解除と帰還政策のもとで、被ばくの現実はどうなっているのでしょうか。
 私たちは、被ばくの現実をもっと具体的に知る必要があります。被ばくがどう健康を脅かすのか根本から学ぶ必要があります。折しも、ICRP(国際放射線防護委員会)は、2019年に新しい勧告「大規模原子力事故における人と環境の放射線防護」の草案を準備し、チェルノブィリと福島の経験をもとに被ばく防護基準を改訂するとして、より緩い基準を定めようとしています。
 なにが起ころうとしているのか、なにが問題なのか、市民の立場から放射線被ばくについて研究されてきた瀬川嘉之さんに解説していただきます。ICRPが基準としてきた10020、1 ミリシーベルトの意味、外部被ばくと内部被ばくの違い、放射線によるDNA損傷のメカニズム、発がんリスクの考え方、福島での政府や行政の対応と問題点、小児甲状腺がん発生の現実をどう見るか、台風19号による汚染の拡散、東海第二原発の事故で首都圏の汚染はどうなるか、など、など。
 瀬川さんの講演を受けて、私たちが日ごろ感じている疑問や知りたいことをざっくばらんに議論しあう会にしたいと考えています。質疑応答の初めには、被ばく問題に詳しい蔵田計成さん(町田市民の会会員)からコメントをしていただきます。
主催:原発事故を考える町田市民の会
(ブログ machidasimin.blogspot.com/ 

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