「脱原発と核兵器廃絶をめざして 私たちに何ができるのか」
終了しました。
様子は youtube ( https://youtu.be/rl1kkUh2b_c リンク先変更済み)にアップしました。
2017年12月15日(金)14:45開演(14:30開場) 入場無料
講師:松久保 肇さん
原子力資料情報室 事務局長 国際関係担当 詳細な下部に記載
テーマ
今を生きる私たちは、極めて深刻な状況に置かれています。核兵器をめぐって、国連での核兵器禁止条約の採択、核兵器廃絶に取り組む国際キャンペーンICANのノーベル賞受賞など、大きな希望が生まれました。一方、北朝鮮の核兵器問題、トランプ政権の小型核兵器開発、韓国での核兵器再配備論、米中ロ間の軍事的緊張の高まりなど、新しい核の時代に向けた動きも深刻化しています。
原子力の分野では、日本は、世界の趨勢に反して依然原発に固執し、プルトニウム大量保有に繋がりかねない破綻した核燃料サイクルを、米国や世界の懸念をよそに今なお推進しています。日本は、原発の使用済み核燃料を再処理して取り出されるプルトニウムを、核弾頭にして約6,000発保有しており、隣国の韓国や中国などを刺激して、北東アジアに緊張をもたらしています。
このような状況にあって、私たちにできることをみなさんと考えます。
会場:桜美林大学町田キャンパス(町田市常盤町3758)
太平館2階、レクチャーホール(定員447名)
早く来られた方は1階のオープン・スペースでお待ちください)
アクセス:JR横浜線淵野辺駅(北口):無料スクールバスで約8分(10分間隔で運行)
小田急線・京王線多摩センター駅(南口):無料スクールバスで約20分(30分間隔)
町田駅(町田バスセンター):神奈中バスの小山田桜台行き等 桜美林学園(前)(東)下車
主催:桜美林大学リベラルアーツ学群倫理学専攻
共催:原発事故を考える町田市民の会
問合せ先:042-797-9624(中島) 090-8115-6294(瀬尾)
講師 松久保肇さんのご紹介
1979年生まれ。国際基督教大学、金融機関勤務を経て、原子力資料情報室研究員。
2016年法政大学大学院公共政策研究科修士課程修了。関心分野は、原子力政策、原子力の国際展開、原子力協定、核燃料サイクル。共著に原子力市民年鑑、検証福島第一原発事故(共に七つ森書館)など
新外交イニシアティブの猿田佐代さん等と、日米原子力協定の期限が迫ってきたことに対して、核燃料再処理の問題を中心に、9月にアメリカでロビー活動に従事。